複数ネットショップの在庫・商品・受注・発注仕入管理ASP > 新着情報一覧 > クロスモールのニュースリリース 2011年4月28日

ニュースリリース

「日流eコマース」に取締役 山本への「CROSS MALL」に関するインタビュー記事が掲載されました。

売上拡大をめざすネットショップにとって必要不可欠になっている受注管理ソフト。
多くの会社が受注管理ソフトを提供しているなか、アイル(本社:大阪・東京)の「CROSS MALL」が人気を集めている。
受注管理だけでなく、商品管理、在庫管理が行える点が魅力のひとつだ。
ECシステム業界の現状や展開などについて山本浩孝取締役に聞いた。

【サポート体制が強み】

---ネットショップ在庫・出品・受注管理システム「CROSS MALL」の開発経緯について教えてください。
当社はそれまで基幹システムを販売してきました。基幹システムのクライアントの多くがEC事業を始めるようになり、ECとも連携したシステムを作ってほしいというニーズが高まってきました。1社ごとに構築をしていると費用が高くなってしまいます。そこで気軽に導入できるようにパッケージ化したものを開発することになりました。

---ネットショップ在庫・出品・受注管理はほかにもあります。それらのシステムとの違いはどこにありますか。
基幹システムで最も肝になるのは商品マスターが整備されているかどうかです。ECでも同じで、商品登録でつまずいている事業者が少なくありませんでした。どうしたら商品登録がしやすくなるのかということを追求してこのソフトは開発されています。EC事業者は楽天やヤフーショッピングのシステムに慣れているので、なるべく同じようなシステム両面にして使いやすくしています。サポート体制が整っているところも当社の強みです。もともと基幹システムの販売を展開してきたため、サポートできる人員が揃っており、何かあればすぐに対応できるようにしています。頻繁に導入企業とミーティングを行って、使いにくいところなどを聞いています。不満点をシステムに反映させることで、さらに使いやすいものに変えています。

---「CROSS MALL」はファッションECサイトが多く導入しているようですが、理由があるのですか。
ファッション商品の場合、カラーとサイズが豊富で、管理が煩雑になります。また、商品の入れ換えが多いため、できるだけ簡単に管理できることが重要になってきます。ファッションジャンルの要望に応えられるように作れば、すべてのジャンルに対応できると考えました。かゆいところにも手が届くつくりになっているので、「こんなシステムがほしかった」という理由で、当社のシステムを選ぶファッションサイトが多いのだと思います。

---導入サイト数は330店舗を超えました。
サービスを本格開始してから約1年で、これほどの数字になったのは正直驚いています。どんどん拡散していくというよりも、まずは既存業者に満足してもらう1年だと考えていたからです。導入していただいた会社の声を吸い上げ、サービスを改善していくことを繰り返してきた1年でしたので、これからの拡販に改善の強みが出てくるのではないかと思っています。

---サービスの利用を停止する会社の割合はどのくらいですか。
5%未満です。「このシステムが利用しにくいから」という理由で停止するのではなく、「EC事業から撤退する」というのが最も多い理由です。

【一元管理できるシステムに】

---バージョンアップを随時行っているということですが、最近のバージョンアップは何に力を入れているのでしょうか。
分析系のサービス強化を図っています。「Aという商品はどのショップでどれほど売れているのか」「今週は先週と比べてどのくらい売れたのか」といった注文に関する分析情報を提供しています。 今後は、顧客情報の分析機能も強化していきます。ネットショップに話を聞きますと、顧客分析をやらなければならないと思っているが、何を分析すればいいのかが分からない、分析するためにどんなソフトを揃えたらいいのかという声を多く聞きます。システムのなかで、ネットショップが最低限見ておかなければならない数字などをまとめて出せるようにして、小さなショップでも顧客分析ができるようにしたいと考えています。

---システムの機能が増えてくると、使いきれない企業も出てきて、サポートの必要性も高まるのでは。
サポート人員が多いのが当社の強みですが、さらにサポート体制を強化しなければならなくなると考えています。また、どうすればシステムを上手に使えるかを教える講習会などを開催して、システムの稼働率を高めていく考えです。

---御社にかかる負担が重くなると、価格面に跳ね返ってくるのでしょうか。
これからさらにシステムを利用する会社が増えてくると見ていますので、価格は据え置き、サービスの質を高められると考えています。

---今後、強化していくサービスはどのようなものを考えていますか。
例えばメール管理であったり、顧客データとの連動システムなども、「CROSS MALL」のなかで提供していこうと思っています。例えば、Aという顧客が3日前に電話をかけてきて、2日前にはメールでも問い合わせをしたとする。ショップがどんな返答をして、いつ商品を購入してくれたかを「CROSS MALL」のなかで一元管理できるようにしていきます。EC企業にとっては「このソフトだけ開いておけばいい」というようなものにしていくつもりです。

---他社サービスと連携させていくのか、それとも御社のサービスとして拡充させていくのですか。
現在検討中です。ただ、メール管理システムなどはすでに利用している会社のものがあるというEC企業が多いでしょうから、連携はできるようにしたいと思っています。

---そのほか、今後提供するサービスはありますか。
実店舗のPOSシステムとの連動を計画しています。サービスを導入する企業には店舗を運営しながらECサイトを展開している企業が多く、特にファッションを販売する企業から、POSデータとの連携を要望されています。今後は、EC企業が店舗を展開するというケースが増えてくるでしょうから、さらに要望は高まるでしょう。「ネットとリアルの融合」を実現している会社はまだ数少ない。基幹システムとウェブシステムを提供している当社がこれを実現させていきたいと思っています。

---今後の展望は。
商品登録してほしいとか、ECサイトの受注処理を任せたいと要望するショップがあります。それに対応できるようにしていこうと考えています。当社のシステムは、ECサイトが売り上げを増やすためのものです。そのことを忘れずに、顧客となるEC企業に対していいものを提供していきます。

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